人気のキャットフードである「モグニャン」と「カルカン」を5つの項目で比較してみました。
今回は、キャットフードを選ぶ際に基本となる「1.販売価格」「2.原材料」「3.安全性」「4.成分」「5.原産国」の5項目で徹底比較しています。
こちらのページではそれぞれのキャットフードの良いところと悪いところを包み隠さずお伝えしていきますね。
どちらのキャットフードを購入しようか迷っているあなたはぜひ参考にしてください!
「モグニャン」と「カルカン」を5つの項目で比較しました!
上記の5つの項目で、モグニャンとカルカンを比較してみました。
なお、知りたい項目からチェックできるようにクリックして該当の目次へジャンプできるようにしています!
1.「モグニャン」と「カルカン」を販売価格で比較!
まずは、モグニャンとカルカンを販売価格で比較しました。
内容量はモグニャンが1.5㎏、カルカンが1.6㎏と異なるのでそれぞれ100gあたりの価格に換算してみます。
モグニャンが100gあたり約232円、カルカンが100gあたり約50円となり、カルカンの方が圧倒的に価格は安いですね。
1日あたり50g食べる猫の場合だとたったの25円なので、カルカンはキャットフードの中でのコスパの良さは群を抜いています。
以上より、価格重視で選ぶならカルカン一択と言うことになりますが、キャットフード選びには価格だけでなく原材料や成分、安全性をチェックし総合的に判断するのが重要なので、あくまでも参考の一つとして考えてみてください。
2.「モグニャン」と「カルカン」を主原料で比較!
モグニャンとカルカンを主原料で比較しました。
主原料はモグニャンが白身魚であるのに対し、カルカンは穀類(とうもろこしや小麦など)となるようです。
猫は本来肉食動物であり、消化器官も肉を消化するために進化・適応しています。
カルカンに含まれる穀物は消化器官に負担をかける可能性があり、また穀物が主原料のキャットフードを食べることでアレルギー症状が現れる恐れもありますから注意が必要です。
一方で、動物性原材料が多く含まれるキャットフードは、穀物を主原料とするキャットフードに比べると消化の負担になることもなく、健康な便を排出するためのサポートを期待することができるでしょう。
また、動物性原材料は猫の健康維持に必須なタンパク質、脂肪、ミネラル、ビタミンなどを多く含むため、肉食動物である猫には理想的な原材料と言えます。
以上より、原材料(主原料)で選ぶなら動物性原材料を使用しているモグニャンをおすすめします。
3.「モグニャン」と「カルカン」を安全性で比較!
モグニャンとカルカンを安全性で比較してみました。
モグニャンは合成酸化防止剤・着色料・香料などの体に悪い添加物が一切含まれておらず、かつグレインフリーのキャットフードなので、安心して愛猫に与えることができます。
一方でカルカンにはBHAやBHTのような合成酸化防止剤をはじめ、着色料に穀物まで使われていると言う結果に…。
合成酸化防止剤や着色料は過剰摂取や長期的な摂取によって発がん性が示されたり、アレルギーや免疫機能の低下などの影響が出ることが懸念される危険な添加物です。
また穀物による猫への影響は「2.「モグニャン」と「カルカン」を主原料で比較!」でも記述した通り、消化器官への負担やアレルギー発症へのリスクですね。
使用料を定めて使っているとは言え、愛猫の健康を思うならできれば無添加かつグレインフリーにはこだわりたいところ。
以上より、安全性で比較するなら添加物や穀物が一切使用されていないモグニャンの方が安心だと言えるでしょう。
4.「モグニャン」と「カルカン」を成分で比較!
こちらの章では、モグニャンとカルカンに含まれる代表的な成分で比較してみました。
モグニャンはタンパク質と脂質の含有量がやや高めに設定されており、エネルギーもカルカンに比べると高めです。
高タンパクかつ高カロリーのキャットフードは体作りに最適の栄養バランスと言えるので、モグニャンは特に運動量の多い猫や成長期にある子猫には最適のフードだと言えるでしょう。
一方、カルカンもタンパク質や脂質の含有量はモグニャンと同等レベルですが、エネルギーの含有量はモグニャンに比べて低めに設定されています。
高タンパクかつ低カロリーのヘルシーなフードだと言えるので、肥満気味の猫や運動量の少ない猫にはカルカンを検討してみても良いかも知れません。
もっとも、成分だけで判断するのではなく、その他の原材料や安全性など総合的に見てどちらのキャットフードが愛猫に適しているのかを検討することが重要です。
こちらの章はあくまでも成分だけでの比較として参考にしていただけたら幸いです。
5.「モグニャン」と「カルカン」を原産国で比較!
最後にモグニャンとカルカンを原産国で比較したところ、モグニャンはイギリス原産、カルカンはタイ原産であることがわかりました。
イギリスは子犬や子猫はペットショップで販売禁止とされるほど動物愛護についての規制が厳しく、ペットフードもまた人の食べ物と同様の物として厳格に扱われています。
モグニャンはそんなペット先進国の中で更に徹底した品質管理の元で生産されているため、品質についてはもはやお墨付きのキャットフードだと言えるでしょう。
一方でアジア圏は日本も含めて欧州に比べると動物愛護への法整備が遅れており、安全基準は決して高くありません。
もっともアジア圏産であろうが製造元が品質管理に力を入れていると言うことは大前提ですが、とは言え単純に原産国で優劣をつけるならイギリス産のモグニャンに軍配が上がりそうです。
「モグニャン」をおすすめの方はこんな人!
- 運動量の多い猫や成長期にある子猫を飼っている人
- 主原料に動物性原材料を使っているキャットフードを選びたい人
- 無添加かつグレインフリーのキャットフードを購入したい人
- イギリス原産の安全なキャットフードを選びたい人
「カルカン」をおすすめの方はこんな人!
- とにかくコスパ第一でキャットフードを選びたい人
- 少しでもカロリーが低いヘルシーなキャットフードを選びたい人
まとめ
今回は人気のキャットフードである「モグニャン」と「カルカン」を5つの項目で比較してご紹介しました。
どちらも一長一短ありますが、こちらの記事で紹介したメリット・デメリットを比較して、愛猫にあったキャットフードを選んでくださいね。
また、「モグニャン」と「カルカン」を比較検討する方も多いのですが、実は「モグニャン」と「グランツ」で比較する方も意外とたくさんいるんですよ。
詳しくは「【キャットフード】モグニャンとグランツを5つの項目で比較!おすすめはどっち?」にまとめたので、気になる場合はぜひ読んでみてください。